2021 年初頭に freeCodeCamp コミュニティのローカリゼーション活動が始まって以来、多くのコントリビューターの協力によって、さまざまな学習リソースが日本語化されています。
この記事では、現在日本語版が提供されている freeCodeCamp の教材や freeCodeCamp コミュニティのコンテンツを紹介します。
動画講座
この夏日本語版チャンネルを立ち上げ、現在までに計 3 種類の講座を公開しました。
現在公開されている講座は、さまざまなプログラミング言語の基礎をゼロから学ぶ入門レベルの講座となっています。ぜひ、興味のある言語の学習をここから始めてみてください。
C++ 入門 (全 5 時間)
先日公開したばかりの新講座です。
Python 入門 (全 6 時間)
英語版 freeCodeCamp.org チャンネルの一番人気の動画を日本語化した Python 入門講座です。
JavaScript 入門 (全 4 時間)
登録者数 600 万人を超える英語版 freeCodeCamp.org チャンネルを運営している Beau さんの JavaScript 入門講座を日本語化しました。
コミュニティ投稿
また、YouTube チャンネルのコミュニティタブでも、更新情報やプログラミングに関するクイズを投稿しています。
現在投稿されている動画は、英語版チャンネルの動画をベースに日本語化したものですが、字幕や吹き替えではなく、日本語話者向けに講座の内容を再検討して撮り直しています。
言語のハードルをできる限り取り除き、プログラミングの学習に集中できることを目指しています。
今後、日本語版チャンネルオリジナルの講座も予定しておりますのでご期待ください。
動画講座の最新情報を受け取るには、ぜひチャンネル登録をお願いします。
チュートリアル記事
この記事が掲載されているサイトです。世界中の freeCodeCamp コントリビューターの手による記事を順次翻訳して掲載しています。
カリキュラム (認定講座)
freeCodeCamp の中心となるプログラミング学習サイトです。
各ステップに自動テストが用意されており、実際に手を動かしてコードを書きながら学べるインタラクティブな形式の講座となっています。講座を修了したことを証明する認定証も取得できます。
現在、10 種類の認定講座とコーディングインタビューの練習問題が日本語化されています。
また、リニューアルされた「新レスポンシブウェブデザイン認定講座」の日本語版も公開しました。
こちらも翻訳コントリビューターを募集しています。
質問用フォーラム
カリキュラムに取り組む中でつまずいても、日本語で質問できます。
英語圏のユーザーが圧倒的に多いため、コメントが英語で返ってきて驚くこともあるかもしれませんが、そのまま日本語でやりとりを続けても構いませんし、英語で返事を書くことに挑戦するのも良いと思います。
質問を通して、世界中の開発者との交流を楽しんでください。
また、このフォーラムでアクティブに活動しているユーザーを、年に一度トップコントリビューターとして発表しています。
ぜひ他のユーザーの質問にも答えてみましょう。来年のトップコントリビューターのリストにはあなたの名前が載っているかもしれません。
日本語版 freeCodeCamp に関する情報は、主に Twitter アカウント @freecodecampJA で発信しています。
無料の学習リソース
この記事で挙げた各講座を含め、freeCodeCamp のコンテンツはすべて無料で公開されています。
ぜひプログラミング学習にお役立てください。